京友禅が探る海外への活路 ため息交じりの職人、めざすは「あの国」

有料記事

大貫聡子
[PR]

 京友禅の業者でつくる「京都工芸染匠(せんしょう)協同組合」(京都市中京区)が18日、京都産業会館(下京区)で発表会を開く。新作を売り込む先は海外。高級和装で培った職人技で、経済成長著しい「あの国」の民族衣装を作った。

 鮮やかな色使いに刺繡(ししゅう)や金箔(きんぱく)などが施された京友禅は、絢爛(けんらん)豪華な美しさで知られ、17世紀の絵師・宮崎友禅斎が創始者とされる。

 ほとんど手作業で仕上げる京手描友禅ともなると、1着の着物を作るのにかかわる職人は15人以上。企画や下絵、糊(のり)置き、引き染めなどの各工程に特化した職人が分業し、完成に1年以上かかるものもある。高級着物の代名詞的存在だ。

 だが、着物を着る機会は減っており、売り上げは低迷している。

新たな市場 心に浮かんだのは

 京友禅協同組合連合会(中京…

この記事は有料記事です。残り982文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。