「いつも忖度ありがとう」 カドの立つ社会風刺コント 悩みはカツラ

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土井恵里奈
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 「岸田総理は本当に人の話をよく聞く。安倍さん麻生さんの話を一番よく聞く」「そこは大事。それしか聞かない」

 コント集団「ザ・ニュースペーパー」の芸は、カドが立つ。が、笑うカドには福来たる。今年も新春の大阪で公演する。

「嫌ですけど国民の声を聞きます」

 大阪市内で開かれた記者会見には、メンバー2人が前総理の菅義偉氏と現総理の岸田文雄氏に扮して登場した。あいさつの後、「それでは、嫌ですけど国民の声を聞きます」。質疑応答では「いつも忖度(そんたく)をありがとうございます」とねぎらい、記者は「忖度してません」と返す。会見までコントのようだった。

 岸田総理役の浜田太一は、初めての総理役となる。これまでに高市早苗氏や野田聖子氏を演じてきたが、いずれも岸田氏とともに昨年の総裁選を争ったメンツという当たり年。記者から「どう転んでも俺の時代だ、と思いましたか」と聞かれ、「どれか来るだろうな、と」。

 政治家から民間人まで、演技経験が幅広いベテランでもある。田中真紀子氏や豊田真由子氏に扮したり、ジャパネット浜田として登場したり。「飛び道具的というか、人間じゃない役も多かった」。ニュースを騒がせた昆虫ヒアリ役になったこともあれば、生レバーになりきって真っ赤なタイツをはいたことも。

公演は1月15日午後2時、大阪市北区のサンケイホールブリーゼ。4200円、6千円。

記事後半では、菅氏役を長年演じた芸人が思いを語ります。メンバー共通の悩みの種はカツラ問題だそうです。会見の様子も、動画でご覧いただけます。

 岸田総理役を射止めたのは「…

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