G20の食材になった「クセが強い」野菜 脱サラ農家はとがってみた

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西江拓矢
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 水耕栽培した洋野菜のベビーリーフを袋詰めした「ヨーロピアンリーフミックス」が主力商品の農園「GreenGroove(グリーングルーヴ)」(大阪府和泉市)。

 代表は脱サラした中島光博さん(43)。ゼロから道を切り開いてきた。シェフらにも人気で、2019年に府内であった主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の食材にも選ばれた。

 市街地を離れた山の中にあるハウス。農地は約20アール。土を使わず、肥料を混ぜた水を循環させて育てる水耕栽培だ。緑や赤紫の葉が育ち、じゅうたんのようだ。

 農園は、中島さんが14年に独立して始めた。水耕栽培の設備は、栽培しやすさ、作業性などを考え、独自に作り上げたものだ。現場で、農園のスタッフが収穫、選別、袋詰めをしている。

 主力の「ヨーロピアンリーフミックス」には、スイスチャード、フェンネル、ロシアンケールなど約10種類が入っている。葉の色や形はさまざまで、袋から出し、洗って盛りつけ、オリーブオイルと塩、黒こしょうをかければ、おしゃれなサラダになる。

個性を重視 独自の販路

 「意識するのは、とがった商…

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