英官邸、ロックダウン中にもパーティーか 「お酒持参で」招待メール

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ロンドン=金成隆一
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 新型コロナウイルスの感染拡大で英国がロックダウン下にあった2020年5月、首相官邸でパーティーが開かれていた疑惑が新たに浮上した。昨年に浮上した「クリスマスパーティー疑惑」に続き、市民には行動規制を求めてきた政権のダブルスタンダードが再び批判を浴びている。

 英民放ITVが10日、ジョンソン首相の第1個人秘書官が招待メールを官邸の関係者100人ほどに送っていたと、メールの文面の写真とともに伝えた。メールには「社会的距離を確保してパーティーを首相官邸の庭で開きます。午後6時、お酒を持参で集まって!」と記されていた。

 英国では当時、仕事で不可欠な場合などを除き、公の場での同居人以外との面会は1人までに制限されていた。2メートルの社会的距離も求められていた。市民には警察の取り締まりも行われた。BBCによると、パーティー開催日の前後1週間で800人ほどが規則違反で罰金の対象になった。

 英メディアは、参加者は30~40人だったうえ、「首相と妻キャリー氏も含まれていた」(ITV)、「2人の姿があったとの目撃証言が複数ある」(BBC)などと伝えた。ジョンソン氏は10日、参加したかと記者団に問われ、「調査中なので」と回答を避けた。

 政権を巡っては一昨年のクリ…

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    郷富佐子
    (朝日新聞論説委員=国際、ジェンダー)
    2022年1月12日18時32分 投稿

    【視点】ジョンソン首相がどうするか、どうなるのかのカギを握るのは、①今回のパーティは法令違反か②コロナの感染状況③5月の統一地方選で保守党が苦戦するか、の3つだと思う(5月まで乗り切れば、の前提ではあるが)。 内部調査で違反が認められれば、警察が

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