3千人感染も入院ゼロ ワクチン義務のユナイテッド航空

新型コロナウイルス

ニューヨーク=真海喬生
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 米ユナイテッド航空は11日、従業員3千人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たが、ワクチン接種済みの従業員は入院や死亡がゼロだったと明らかにした。ユナイテッドは昨年、米国で働く6・7万人にワクチン接種を義務づけた。宗教や健康上の理由がないのに接種しない人は解雇する方針を示し、実際に約200人を解雇した。同社は「接種の義務づけは命を救う」としている。

 同社のカービー最高経営責任者(CEO)が従業員に宛てたメッセージで言及した。ワクチンを接種した従業員は8週間連続でコロナ関連で亡くなっておらず、入院率は米国全体の100分の1にとどまると指摘。「8~10人がワクチン接種の義務化で現在生きていることになる」とした。

 「会社の方針に反対する人がいることは承知しているが、義務づけは命を救い、正しいことだと証明された」とも述べた。

 航空会社は新型コロナによって打撃を受けた代表的な業界で、今は人手不足による欠航や遅延に直面している。ユナイテッドでは、ニューヨーク近郊の拠点ニューアーク空港で従業員の3分の1近くが病欠したこともあった。現在も減便して運営しているという。(ニューヨーク=真海喬生)

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