夫の出国かなわず 民主活動家の妻、米国で死去 中国当局が阻止

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北京=高田正幸
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 中国の著名な民主活動家、郭飛雄(本名・楊茂東)氏の妻で、米国在住の張青さんが10日に死去したことがわかった。人権弾圧の状況を伝えるウェブサイト「維権網」が、親族の声明を伝えた。張さんは昨年1月にがんを患っていることが判明。郭氏は面会のために米国行きを希望していたが、中国当局によって阻止されていた。

 支援する知人らによると郭氏は昨年1月、上海の空港から出国を試みたが「国家安全」を理由に当局が認めなかった。11月、出国を認めるよう李克強(リーコーチアン)首相に求める文章を公表。12月5日に「また拘束された」というメッセージを知人に送った後、行方がわからなくなっている。

 郭氏は2013年、中国紙「南方週末」の記事が当局の指示で改ざんされたことに抗議して拘束され、15年に公共の秩序を乱した罪などで懲役6年の刑を受けたことがある。

 このほか、留学先の日本で病…

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