• アピタル

愛媛で新たに112人感染、過去最多 県の警戒レベル引き上げ

新型コロナウイルス

藤家秀一
[PR]

 愛媛県は12日、県内で新たに112人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の1日あたりの感染者が100人を超えたのは昨年8月19日の102人以来で、過去最多となった。中村時広知事は臨時の記者会見を開き、県独自の警戒レベルを上から2番目の「特別警戒期間」に引き上げたと発表した。

 中村知事は「衝撃的な数字。県内全域で感染が急拡大している」として、県民に最大限の警戒を呼びかけた。県の警戒レベルは8日に1段階上がって「感染警戒期」になったばかり。中村知事は今後の感染の動向などによっては、飲食店への時短要請や、国に対してまん延防止等重点措置の適用を申請することもありうるとした。

 県によると、感染した112人の年代は20代49人、40代17人、30代16人、10代11人の順で、10~40代が全体の8割以上を占める。この中には松山市今治市などの成人式に参加した新成人が10人以上含まれる。

 感染者の居住地は、松山市45人▽西条市21人▽今治市14人▽宇和島市10人▽新居浜市7人▽四国中央市4人▽松前町、京都府各2人▽伊予市東温市、上島町、久万高原町大阪府香川県高知県各1人。松山市の45人のうち36人は、これまでの感染事例と関係のない感染者で、さらなる感染拡大の心配もある。

 感染者集団(クラスター)も、新たに4件確認された。四国電力西条発電所(西条市)では、協力会社の従業員計12人の感染が判明した。

 警戒レベルの引き上げにともない、県は感染対策を強める。県民に県外との不要不急の出張や往来の自粛を要請するほか、県立学校には練習試合や合同練習を実施しないよう求めた。県内と隣接6県を対象に発売していた県内宿泊料金割引(新みきゃん割)は、13日から販売を全面停止する。(藤家秀一)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]