「ベビサポバッグ、男性の子育て世界一の国に届けたい」 CF挑戦

鈴木裕
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 子育てパパがビジネスにも育児にも使い勝手がいい「ベビサポバッグ」を、男性が世界一、家事や育児をしているとされる北欧のスウェーデンに紹介したい。そんなねらいで、バッグを考案した愛知県日進市小児科医井手初穂さんがクラウドファンディング(CF)に挑戦している。

 ベビサポバッグは、子育てパパのためのスタイリッシュなバッグをめざして井手さんが開発。名古屋市の縫製会社の協力でつくった。27リットルの大容量で、2気室14ポケットの大小さまざまなタイプのポケットがあり、A4サイズのパソコンや書類から、子どものグッズまでたっぷりと収納できる。背負いやすく、つねに両手が空いた状態で子どもと手をつないだり抱っこをしたりすることができるよう考えられている。

 ただ、完成の時期がコロナ禍と重なり、販売ルートがなかなか広がらない状況が続いていた。井手さん自身も、医師としてワクチン接種の業務が増えて多忙だったが、ようやく一段落したため、CFに取り組むことにした。

 地元の現役子育て世代がCFのサイト制作や製品の写真撮影、広報などを手伝い、昨年12月28日にCF(https://camp-fire.jp/projects/view/511328?list=prefecture_aichi_fashion_popular別ウインドウで開きます)を始めた。目標額は50万円。2月6日までの期間で支援を求めている。寄付をした人には定価2万3650円(送料無料)のベビサポバッグを割引で販売している。

 CFで集まった資金は、日本製ベビサポバッグを販売するための通販サイトづくりなどに使う考えだ。

 内閣府男女共同参画局の調査による男性の育児・家事関連時間の国際比較によると、スウェーデンは、男性が1日のうちに育児・家事に使うのは3・21時間(6歳未満の子どもをもつ夫婦)で世界一長かった。井手さんは「ベビサポバッグを買ってくれたスウェーデン出身の男性から『スウェーデンでも売ってみたら』と声をかけてもらったのがきっかけになった」という。さらに「ベビサポバッグを使うことで、世界のパパたちが、お手伝いではなく父親としての子育てに目覚めてくれたらうれしい」と話していた。(鈴木裕)