人気アニメの「聖地」、小山駅の立ち食いそば閉店へ 1時間待ちの列

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根岸敦生
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 JR小山駅栃木県小山市)の宇都宮線上りホームにある人気の立ち食いそば店「きそば」が14日で閉店する。SNSにも閉店を惜しむ書き込みが相次ぎ、店頭には年末からファンが駆けつけて長い列をつくっている。

 閉店は「大家」のJR東日本クロスステーションが賃貸契約の打ち切りを通告してきたため。関係者によると、閉店後は同社の系列店が開店する予定という。

 店を運営してきた中沢製麺(栃木市)の中沢健太会長は「残念だけど仕方がない。最後までおいしく食べてほしい」と話す。閉店の告知を店頭に貼り、SNSでも公表すると、反響が広がった。平日でも約1時間待ちの人気ぶりだ。

 宇都宮線、両毛線、水戸線が集まる小山駅には戦争直後から、立ち食いそば店があったという。中沢製麺は30年前から経営を引き継いだ。以前は小山駅内だけでも3線のホームに3カ所のそば店があったが、駅改修や列車本数の減少にともなう利用者減で、営業するのは宇都宮線上りホーム1店になっていた。

 小山駅店の人気が跳ね上がったのは、新海誠監督のアニメ「秒速5センチメートル」に登場した立ち食いそば店のモデルとなったことから。聖地巡礼のスポットとして注目が集まり、ファンが押し寄せた。

 めざしてきたのは「高級な味…

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