塩酸が工場から流出、コイなど約480匹死ぬ 神奈川・綾瀬の蓼川

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 神奈川県綾瀬市は12日、8日に市内の工場から塩酸が蓼川に流出し、把握しているだけでコイなど魚約480匹が死んだと発表した。市は低濃度の塩酸で川の水で希釈されているため人体への影響はないとしているが、川に入らないよう注意を呼びかけている。

 市によると、工場の塩酸槽が老朽化により破損して約20立方メートルが流出し、道路の側溝などを通って蓼川に流れ込んだ。市と河川管理者の県が工場に立ち入り調査し、事業者に指導。事業者は工場周辺で流出防止や土壌の中和措置をしたという。市と県は、事業者名は公表しないとしている。