インドネシアの石炭禁輸、政府が措置を緩和 価格急騰は回避の見通し

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ジャカルタ=半田尚子
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 世界最大の石炭輸出国であるインドネシアの政府が石炭の輸出を今月1日から31日まで禁止した問題で、同政府は13日、禁輸措置を緩和することを決めたと発表した。禁輸が長引くことで国際的な石炭価格が急騰する事態は、ひとまず回避される見通しとなった。

 発表によると、12日時点で輸出向けの石炭を積んだ37隻の出港を認める。政府が石炭生産会社などと交渉した結果、国内の石炭火力発電所が15~20日間稼働できるだけの石炭備蓄量が確保できたことから、石炭を再び輸出に回せると判断したという。

 10日には萩生田光一経済産業相が首都ジャカルタを訪問し、「電力の安定供給の観点から、インドネシアの石炭は重要。事態の収拾が必要なことをご理解いただきたい」としてインドネシア政府に禁輸措置の解除を求めていた。

 禁輸措置の背景には、国際的…

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