デンソーに「身代金」サイバー攻撃、破られたシステム 「影響ない」

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近藤郷平 編集委員・須藤龍也
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 国内最大手の自動車部品メーカー、デンソーが昨年12月に、ランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けていたことがわかった。サイバー犯罪集団による社内ネットワークへの侵入を許したが、事業活動には影響がないという。

 昨年12月末、「Rook(ルーク)」と名乗るサイバー犯罪集団が、発信元を追跡できない「ダークウェブ」上のサイトに、犯行声明を出した。「デンソーから1・1テラバイトのデータを盗んだ」。クリスマス休暇に入っていたデンソーの北米拠点が狙われたとみられる内容だった。

 ランサムウェア攻撃は、攻撃先ネットワークに不正侵入し、身代金ウイルスを仕掛けてデータを暗号化。その解除と引き換えに多額の金を要求する。

24時間態勢で攻撃防御、それでも…

 デンソーは年間売上高が5兆円に達する、トヨタ自動車系の部品メーカー大手。世界に拠点を持ち、ネットワークを張り巡らす。

 サイバー攻撃も多いとされ、攻撃を防ぐシステムを多重に整備。情報セキュリティー部門が24時間態勢で攻撃に備えていた。

 デンソーによると、犯行声明…

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