仲間束ねたまっすぐな「言葉力」 雄叫び、号泣のラグビー帝京大主将

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堤之剛
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 スクラムで相手を押し込むたびに、雄たけびを上げた。

 4季ぶりの大学日本一を決めると、崩れ落ち、人目もはばからず号泣した。

 「すごく、うれしい。たくさんの応援、サポートしてくれた人に感謝したい」

 帝京大ラグビー部主将の細木康太郎。

 1月9日、大学選手権決勝。スクラムの「支柱」となるプロップを担い、細木はチームの先頭に立ち、明大を圧倒した。

 自分の、そして仲間の好プレーに拳を突き上げ、笑った。勝って、泣いた。

 テレビ画面に何度も大写しになった豊かな感情表現に、目を奪われた人も多かっただろう。

 身長178センチ、体重115キロ。屈強な体を生かした荒々しいプレー同様、真っすぐな言葉でチームを導いてきた。

 その言葉に、耳を傾けてみる。

 1年生の時から試合メンバー入りを果たしたが、決して「主将キャラ」ではなかった。

 「生活の中で誘惑があって…

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