好奇心ニョキニョキで快挙 大阪の高校生が日本未報告のキノコ特定

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宮崎亮
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 大阪府立園芸高校(大阪府池田市)の2年生6人が、校内の柿の木に付着した白いツブツブを、日本で未報告だった種類の小型キノコだと特定した。日本菌学会から表彰された生徒らは「こんな身近で見つかるなんて」。ニョキニョキ芽生えた好奇心が、快挙につながった。

 農業を教える中野遼教諭(32)によると、カップ型の小型キノコ「フウリンタケ型菌類」の一種で、大きさは直径0・2~0・5ミリ。1962年、英国で採取されたものが「エピスファエリア・フラクシニコーラ」と名付けられ、報告された。

 中野教諭は鳥取大大学院で菌類分類学を学んだ小型キノコの専門家。以前から校内にある果樹園の柿の樹皮に白いツブツブがあるのが気になっていた。

 2020年11月に顕微鏡で観察した上で、当時1年生だった河井優唯斗(ゆいと)さんと上谷(かみたに)悠樹さんに「日本初かも。だとしたら和名もないぞ」と分析を勧めた。

 2人は「マジか」と目を見開いた。

 今春から加わった和田暉永(てるなが)さんも「キノコの名前、つけられるかも?!」と燃えた。

■「地道な作業に耐えた」生徒…

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