天国の丸谷明夫先生へ届け、最高の演奏 淀工50回目のコンサート

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甲斐江里子
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 吹奏楽の名指導者として知られた丸谷明夫さんが昨年末に亡くなるまで指導していた大阪府立淀川工科高校(淀工)吹奏楽部のコンサートが15、16の両日、大阪市フェスティバルホールで開かれる。生徒たちが先生と約束した曲を演奏する。元気になった先生と舞台に立つ夢はかなわなかったが、「天国に届く最高の演奏を」と練習に励んできた。

 丸谷さんは、全日本吹奏楽コンクールで同部を32回の金賞に導き、昨春まで全日本吹奏楽連盟の理事長も務めていた。がんを患って闘病を続けていたが、昨年12月7日に76歳で亡くなった。

 15、16日に開かれるのは、3年生の引退に合わせて全学年の部員が演奏する毎年恒例の「グリーンコンサート」(グリコン)。今年は50回目の節目にあたる。

 「全然あかんわ」「明日までにテンポ矯正して」。本番まで1週間を切った9日、淀工の体育館での通し稽古で、指揮棒を振る顧問の出向井誉之(たかゆき)さん(54)がそう指導していた。丸谷さんの後継という重責を担う。部員たちは楽譜や指揮棒を真剣に見ながらも、表情豊かに演奏していた。

 丸谷さんにがんがみつかった…

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