コロナ禍で事業縮小のN響支援 NHK関連4財団合併し「親法人」に

伊藤宏樹
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 NHKは13日、関連の4財団が来年4月に合併すると発表した。四つの一般財団法人が合併して親法人をつくり、公益財団法人「NHK交響楽団」(N響)を子法人にする。役員を減らして経営を効率化し、N響を前面に押し出して社会貢献の強化をめざす。

 合併するのは視聴者サービスを担うNHKサービスセンター、途上国で放送人材の育成を支援するNHKインターナショナル、技術の利活用を進めるNHKエンジニアリングシステム、NHK職員や外部の研修を担うNHK放送研修センターの4法人。合併する4財団の事業規模は計約100億円。名称は今後決める。

 コロナ禍の影響でN響の事業規模は縮小し、20年度は25億円だった。新財団が財政面でN響を支えるねらいもある。前田晃伸会長は「100年以上の歴史があるN響の公益性を保ったまま、新しい財団は人数の規模を含めて見直す」と説明した。(伊藤宏樹)