「対立法案、ほぼない」リスク回避した岸田政権 通常国会17日開会

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 岸田文雄首相が初めて臨む通常国会が17日に開会する。夏の参院選を見据え、政権は政府提出法案数を絞り、野党と激しく対立しそうな法案の提出を見送る。野党は国土交通省の統計不正や新型コロナウイルス対応、文書通信交通滞在費(文通費)などで政権の姿勢を問いただす構えだ。

参院選見据え 対決法案見送り

 首相は13日、自民党高木毅国会対策委員長らに国会状況の説明を受け、「しっかりと国会運営を頼む」と述べたという。

 政府はこの日、衆参両院の議院運営委員会理事会で、政府提出法案を昨年より5本少ない58本にする考えを伝えた。61本を想定していたが、政権は参院選投開票を7月10日で調整しており、150日間の会期の延長を想定していない。審議日程が確保できないとする参院側の反発を受け、絞り込んだ。

 参院選を見据え、世論の反発や野党との対決構図が鮮明になりそうな法案の提出も見送る。

 リスク回避の姿勢は顕著で…

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