水着姿や性別、こだわらない 「キャンペーンガール」映す時代の意識

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千葉卓朗 山下裕志
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 水着姿の「キャンペーンガール」がいなくなりつつある。かつては大手繊維会社や飲料品メーカーなどが起用し、スターも生んできた。消費者の意識が変わり「性」の商品化に厳しい目が向けられるようになるなか、やめる会社が増えた。40年間続ける東レも、水着を減らし性別を限定しないあり方を検討する。

 東レのキャンペーンガールの発表会が昨年11月29日、都内で開かれた。40代目に選ばれたモデル間瀬遥花さん(24)が着ていたのはワンピース。水着以外での登場は同社にとって初の演出だった。東レ宣伝室の幼方聡子室長は「事業環境によっては男性モデルの起用も検討事項だ」とし、「水着」と「女性」にこだわらない考え方を示した。

 東レがキャンペーンガールを最初に起用したのは1981年。当時のレジャーは「冬はスキー、夏は海」といわれ、水着の販売が伸びていた。水着の販売業者は小規模なところが多く、大がかりな宣伝ができない。資金力があり宣伝部門を持つ大手繊維メーカーがPRに乗り出していた。

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