全トヨタ労連、春闘は働き方にも焦点 「賃金の次のステージ」

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 トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会(組合員数約35万8千人)は14日、2022年春闘で、賃上げと合わせて、働き方の課題解決も重視する要求方針を正式に決めた。組合ごとの課題に応じた要求を促す。

 全トヨタ労連は前回から、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求目安額を示すのをやめ、組合ごとに目指すべき賃金を主体的に決めて要求する方式に転換。「根拠を持って要求ができ、労使の議論がかみ合った」として、今回もこの方式を踏襲する。

 「賃金の取り組みの次のステージ」として、今回は働き方の課題解決にも焦点を当てる。管理職の待遇や職場環境整備、人事評価制度といった着眼点を加盟組合に示し、それぞれの課題に合わせた要求を促す。鶴岡光行会長は会見で「職場を強くするために話し合いを強化してもらいたい」と話した。