「テロをゼロへ」 松重豊さんがテロ防止訴え 警視庁が動画作成

鶴信吾
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 人気ドラマ「孤独のグルメ」などで知られる俳優の松重豊さん(58)がテロ防止を呼びかける動画を、警視庁が作った。14日から1年間、JR新宿駅前の街頭ビジョンや街中のデジタルサイネージ(電子看板)、同庁ホームページで配信する。ポスターも作製しており、駅や空港、薬局などにはるという。

 狙いは爆弾テロが身近であることや防止策について市民に知ってもらい、協力を求めること。警視庁によると、爆発物は最低限の知識があれば市販の薬品で作ることができる。高松市で昨年5月、自作の爆発物で車を壊したとして20代の男が爆発物取締罰則違反容疑で逮捕されたが、材料は市販の薬品だったという。

 爆弾テロを防ぐため、同庁は危険な薬品を扱う販売店に対し、購入者の本人確認をするよう求めている。今回はこうした対策を周知するとともに、購入者や家族らにも協力を求めたい考えで、松重さんには動画で「化学薬品を買う時は本人確認にご協力を」と呼びかけてもらった。

 担当者は「官民で連携し対策を進め、爆発物の製造を防ぎたい」としている。(鶴信吾)