統計不正、繰り返された「隠蔽」 現場からの指摘、応じなかった上司

有料会員記事国交省の統計書き換え問題

柴田秀並、伊藤嘉孝 浦野直樹、田中恭太 江口悟
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 国土交通省による統計不正問題で、同省が不正を認識しながらも表沙汰にならぬよう「隠蔽(いんぺい)」を繰り返していた実態が明らかになった。検証委員会の報告書が14日、指摘した。統計制度を所管する総務省でも、一部がデータの二重計上に気づいたものの対応を怠っていた。

 不正を公表して是正する機会が何度もあったにもかかわらず、国交省内では問題の矮小(わいしょう)化や表面化を避ける工作が図られていた――。

 検証委員会の報告書によると、2018年10月5日、省内で「問題を認識しうる出来事」が起きていた。

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