閉校の中学校体育館を、Bリーグ2部チームが活用 地域交流にも期待

紙谷あかり
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 昨春閉校した香川県高松市立鶴尾中学校の施設を、プロバスケットボールBリーグ2部の香川ファイブアローズと、サッカーJ3のカマタマーレ讃岐が活用することになった。ファイブアローズが体育館を常時使用できる練習場として、カマタマが北棟校舎と柔剣道場を事務所とトレーニングルームとしてそれぞれ使う。

 鶴尾中は生徒数の減少により2018年に閉校が発表された後、市教育委員会が活用案を募っていた。ファイブアローズとカマタマから要望書が届き、選定の結果、両チームによる活用が決まった。チームの拠点としてだけでなく、スポーツ教室の開催などを通じた地域交流も期待される。

 大西秀人市長は7日の会見で、「両チームとも県のプロスポーツとして、みなさんに元気を与える貴重な存在。練習環境の充実によって、両チームの成績が良くなることにつながれば」と話した。

 カマタマは2月から、ファイブアローズは4月からの利用を予定しているという。(紙谷あかり)

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