大阪・舞洲の倉庫火災、放火容疑で19歳の少年を逮捕 大阪府警

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 大阪市此花区の人工島・舞洲で昨年11月に発生した倉庫火災で、大阪府警は15日、府内の派遣社員の少年(19)を現住建造物等放火の疑いで逮捕し、発表した。少年は当時、この倉庫で働いており、「ターボライターで火を付けた」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、少年は昨年11月29日午前8時35~46分ごろ、大阪市此花区北港緑地2丁目にある物流会社「日立物流西日本」の舞洲営業所の1階で段ボールパレットに火をつけ、6階建ての倉庫を全焼させた疑いがある。倉庫内には当時、約130人の従業員がいたが、全員が避難。周辺で煙を吸った女性を除いてけが人はいなかった。

 大阪市消防局によると、6階建て倉庫延べ約5万6千平方メートルのうち約3万9千平方メートルが焼けた。開口部が少ない倉庫だったため、鎮火まで丸4日以上がかかり、消防車延べ503台とヘリが出動した。

 火災当時の日立物流の説明によると、倉庫は子会社の日立物流西日本が借りており、主に3~6階に医薬品などを保管。火災で卸問屋などに届けられなくなった物品を代わりに東日本の倉庫から運ぶなど、物流にも影響が出たという。