ロシア、意図的に衝突起こす作戦を準備か ウクライナ侵攻を米が警戒

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ワシントン=高野遼
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 緊張が続くウクライナ情勢をめぐって、米政府は14日、ロシアがウクライナ国内で衝突を引き起こす「偽装作戦」の準備をしているとの情報がある、と明らかにした。意図的に起こした衝突を引き金に、1カ月以内にもロシア軍がウクライナ侵攻に踏み切る可能性があるとして、米政府は警戒を強めている。

 ホワイトハウスのサキ報道官が同日の記者会見で明らかにした。サキ氏は、ロシアがウクライナ東部で「偽旗作戦」を実施するための工作員を準備配置したことを示す情報があると述べた。

 「偽旗作戦」とは、敵に成りすまして自軍に対して攻撃し、被害を受けたと見せかける偽装作戦のこと。サキ氏は、爆発物の訓練を受けたロシアの工作員らがウクライナ国内の親ロシア勢力を攻撃する可能性を指摘した。米政府は、ウクライナで親ロシア勢力が攻撃を受けたとの事実をでっち上げ、それを口実にロシアがウクライナ侵攻に踏み切る狙いがあると警戒する。

 サキ氏は「ロシアは侵攻の口実を捏造(ねつぞう)するための下準備をしている」と指摘した。2014年にクリミア半島を併合した際と同様の手口だと述べた。

 ロシアは実際の軍事侵攻の数週間前に偽装作戦を準備するとして、今回の侵攻は「1月中旬から2月中旬」にかけて始まる可能性があるとの見解を示した。

 加えて、サキ氏はロシアが偽…

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