パパの育児参加1日2.5時間達成へ 働く時間どれくらいにすれば?

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久永隆一
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 6歳未満の子がいる男性の家事・育児時間を1日2・5時間に――。政府が掲げている目標だ。これを達成するには、父親の仕事を1日何時間まで減らす「働き方改革」に踏み切ればいいのだろうか。その疑問に答える研究結果を、国立成育医療研究センターが公表した。

 研究班は、1日の時間配分などを調べる総務省の「社会生活基本調査」(2016年)から抽出したデータを分析した。一番下の子どもが未就学児といった条件を満たす父親3755人の「仕事のある日」の過ごし方を調べた。

 その結果によると、まず睡眠や食事、入浴といった生活に欠かせないことに1日10時間前後を使っていた。休息の時間は個人差が大きいが、中央値は2時間30分だった。

 これまでのほかの研究を参考に、小学生以下の子どもがいる女性と同水準の2時間程度の休息を取ることにすると、1日の残り時間は12時間になる。

 ここで、政府が少子化社会対策大綱(20年)などで掲げる数値目標の通り、男性が育児・家事をする時間を1日2・5時間確保するとしたら、仕事と通勤に充てられる時間は残りの9・5時間しかないという結果になったという。

 ただ、実際にはこれを上回る…

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