大学入学共通テスト始まる 全国53万人が志願、感染に注意払い臨む

三浦淳
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 大学入学共通テストが15日、全国で一斉に始まった。変異株「オミクロン株」を中心に1日あたり2万人超の新型コロナウイルス感染者が確認されるなか、受験生は感染対策に注意を払いながら試験に臨んだ。

 共通テストは、大学入試センター試験の後継テストとして昨年初めて実施された。2年目の今回は本試験が15、16日にある。15日の教科は地理歴史、公民、国語、外国語(英語など)、16日は理科と数学。コロナ感染や体調不良などで本試験を受けられなかった受験生のための追試が、29、30日に設定されている(会場は全都道府県に設置)。

 大学入試センターによると、志願者は53万367人で、昨年度より4878人(0・9%)減った。このうち現役生は44万9369人で昨年度比0・1%減。今春卒業見込みの高校生全体に占める志願者の割合は45・1%で過去最高だった。浪人生は過去最少の7万6785人で同5・2%減だった。

 共通テストを利用する大学・専門職大学・短大は864大学。国公立が189大学、私立が675大学で昨年度より2大学減った。

 共通テストをめぐっては、文部科学省が試験直前にルール変更を通知する異例の事態も起きた。昨年12月24日、オミクロン株感染者の濃厚接触者は本試験の受験は認められず、追試に回ってもらうとの方針を示したが、批判を受けて3日後に撤回。試験4日前の今年1月11日には、新型コロナの影響で本試験、追試験のいずれも欠席せざるをえなかった受験生について、個別試験のみで合否判定するよう各大学に要請し、大学や受験生らの間で波紋を呼んだ。(三浦淳)

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