豊島将之九段が鮮やかな逆転勝ち 梶浦宏孝七段を破る 将棋・朝日杯

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佐藤圭司
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 第15回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦1回戦の梶浦宏孝七段(26)―豊島将之九段(31)戦が15日午前10時から、名古屋市名古屋国際会議場で指された。序盤は梶浦七段がリードしたが、混戦模様になり、最後は豊島九段が鮮やかな寄せを決め、8強入りを決めた。

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本戦1回戦で梶浦宏孝七段(手前)と対局する豊島将之九段=2022年1月15日午前10時4分、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場、岩下毅撮影

 梶浦七段は、鈴木大介九段(47)門下の精鋭。今回の朝日杯では、八代弥(わたる)七段(27)、深浦康市九段(49)、戸辺誠七段(35)に3連勝して1次予選を突破。2次予選では広瀬章人(あきひと)八段(34)、佐藤康光九段(52)に連勝して本戦入りを決めた。八代七段は第10回朝日杯の優勝者。深浦九段も朝日杯の前身である朝日オープン将棋選手権や全日本プロ将棋トーナメントで優勝経験がある。強豪を連破しての本戦進出は見事だ。

 一方の豊島九段は本戦シード。前回の朝日杯・名古屋対局の2回戦(準々決勝)で藤井聡太竜王(19)と熱戦を繰り広げた(結果は豊島九段が惜敗)。日本将棋連盟関西本部(大阪市)所属だが。愛知県一宮市出身で、東海地方との縁を大切に思っている棋士の一人だ。

 本局の戦型は、最近プロ間で流行している「相懸かり」になったが、「序盤で失敗して苦しくなった」と豊島九段。梶浦七段も「いけそうと思っていました」。

 図1は、梶浦七段が▲9六歩…

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