トンガの災害リスクは世界2位?地震・噴火が多発、在留邦人は35人

ジャカルタ=半田尚子
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 記録的な大規模噴火が起こった南太平洋トンガ諸島の海底火山は、トンガの沖合にある。トンガ東側には深さ1万メートルを超える海溝が走り、地震や火山の噴火の危険性が世界から指摘されてきた。

 トンガは約170の島からなる国だ。米中央情報局によると、このうち45島に人が暮らしているという。広さは720平方キロメートルで長崎県対馬の広さとほぼ同じ。世界銀行によると、2020年の人口は約10万5千人。トンガ語と英語が公用語で、人口の大半がキリスト教徒だ。

 1900年から70年間、英国の保護領だったが、植民地になったことはない。

 国土のすぐ東側には深さ約1万メートルのトンガ海溝が南北に延び、周辺は地震や火山の噴火の多発地域としても知られる。

 ドイツの国際NGOなどでつくる団体が発表した2020年版「世界リスク報告」によると、地震、台風やサイクロン、洪水、干ばつ海面上昇などの要因から、国別で危険度に順位をつけたところ、トンガは「災害リスク」で181カ国中、バヌアツに次いで2位だった。

 外務省によると、トンガの在留邦人は35人で、日系企業3社が進出しているという(いずれも20年10月時点)。(ジャカルタ=半田尚子)