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一緒に差し入れを食べられる日は、いつ? 高齢者施設、悩む面会対策

有料会員記事新型コロナウイルス

森本美紀
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 オミクロン株の急拡大を受け、高齢者施設の現場は対策に追われている。その一つが家族らと入居者との面会をどうするかだ。直接会うことを制限するところも出始めた。

 13日午後、東京都世田谷区にある特別養護老人ホーム「博水の郷(さと)」。面会に訪れた熊野裕理美さん(55)が、「きょうはプレゼントを持って来たのよ」と話しかけると、ガラスの向こうで入居する父(92)がうれしそうに笑みを返した。

 熊野さんは「ガラス越しでも元気な顔を見ると、お互いにつながっている安心感があります。でも、以前のように直接会って一緒に差し入れを食べられる日が早くきてほしい」と話す。

 同ホームが「直接面会」を中止し、「ガラス越し面会」に切り替えたのは11日。各地で感染が急速に拡大したためだ。1階の玄関スペースにあるガラスをはさんで対面し、机上に置かれたマイクとスピーカーで会話する。時間は15分。面会者は玄関で検温し、健康チェックシートを提出するなど感染対策を徹底している。

 新型コロナウイルスの影響で面会方法を変えるのは6回目だ。感染状況に応じてオンライン面会、ガラス越し面会など試行錯誤を繰り返してきた。昨年10月、約2年ぶりに面会者がワクチン接種を2回受けているなど一定のルールのもとで、コロナ前の直接面会に戻したばかりだった。

一組2人、月2回までの予約制

 副施設長の坂井祐さん(45…

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