北方領土にも津波到達の可能性 南太平洋トンガの海底火山噴火で

中川仁樹
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 南太平洋のトンガ諸島で15日に発生した海底火山の大規模噴火を受け、ロシアが実効支配する北方領土にも津波が到達した可能性がある。

 ロシア・サハリン州のネットメディア「サハリン・インフォ」によると、北方領土の色丹島斜古丹(ロシア名マロクリリスク)にある計測器が、現地時間の16日午前2~8時に120~130センチ、8~11時に60~70センチの波が海岸に向かったことを記録したという。

 当局が海岸や港湾施設に被害がないか調べている。

 ノーボスチ通信によると、ロシア・サハリンの津波センターが噴火後、最大で20センチの津波がクリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)に近づく可能性があるとの警報を出すなど住民らに注意を呼びかけていた。(中川仁樹)