「負けて強くなる」朝日杯敗退の藤井聡太竜王、ファンの熱視線
木村俊介
名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で開かれた第15回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社、日本将棋連盟主催)の「名古屋対局」に16日、前回優勝の藤井聡太竜王(19)=愛知県瀬戸市出身、王位・叡王・棋聖と合わせ四冠=が登場した。公開対局で1回戦と2回戦を戦い、2回戦で永瀬拓矢王座(29)に惜しくも敗れた。
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午前の1回戦は、船江恒平六段(34)と対局した。安定した寄せを見せて勝利。藤井竜王は「終盤、強く指すことができたと思います」と話した。
午後の2回戦は、同じく午前の1回戦で勝った永瀬王座が相手。だが、じりじりと攻められ、2時間の熱戦の末に敗れた。大盤解説会の解説を務めた行方尚史九段(48)が「均衡を保ち、見応えがあった」と評する内容だった。
対局後、インタビューに応え…