凍らない「セバット」に白鳥集う 七飯町大沼

阿部浩明
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 1月20日の大寒を前に、ほぼ全面凍結した北海道七飯町大沼の湖。その一角にある「白鳥台セバット」だけは、この冬も凍らず、オオハクチョウやマガモなどが集まって羽を休めている。

 セバットは「狭まった場所」の意味。大沼湖と小沼湖が細くつながり、くびれた所の水流が速いため、厳冬期でも凍りにくいのだという。キツネなどを恐れる鳥たちにとっては、天敵を心配せずに憩えるありがたい水場だ。

 大沼の冬の観光スポットにもなっている。室蘭市から小学生の子どもと訪れた男性は「円山動物園に連れて行く約束がコロナで果たせなかったので、何か間近に動物を見せたくて」と話した。(阿部浩明)