北朝鮮の相次ぐ発射、「技術・能力の向上図っている」 防衛相が指摘

松山尚幹
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 17日午前に北朝鮮から発射された飛翔(ひしょう)体について、岸信夫防衛相は同日午前の臨時の会見で、「最高高度は50キロ程度、距離は通常の弾道軌道だとすれば300キロ程度飛翔した。落下したのは、わが国の排他的経済水域(EEZ)外と推定される」と説明。相次ぐ発射の狙いについて、「急速に関連技術や運用能力の向上を図ってきていることは、明らかだ」と指摘した。

 北朝鮮は今年に入り、5、11、14日にもミサイルを発射。このうち5、11日両日に発射したミサイルについて北朝鮮は、変則的軌道で迎撃を困難にさせる「極超音速ミサイル」と称している。14日には短距離弾道ミサイル2発を発射した。

 岸氏は「発射の兆候把握を困難にするための秘匿性、発射形態の多様化など、急速に関連技術や運用能力の向上を図ってきていることは明らかだ」と強調。「我が国および地域の安全保障にとって、看過できない」と訴えた。(松山尚幹)