「トンガで再噴火」AFPが記事取り消し 「確認されなかった」 

松井健
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 海底火山の大規模噴火が15日にあった南太平洋のトンガ諸島で、AFP通信は17日朝、「大規模な再噴火が起きた」とする記事を配信したが、その後、取り消した。「新たな噴火は確認されなかった」としている。

 AFP通信は17日午前8時45分、「トンガの火山で別の『大規模な噴火』が検知された」と速報。その後、火山灰に関する情報を航空業界に提供している、オーストラリアにある機関の情報として、「同日午前7時10分に検知された」という記事も配信した。

 15日の大規模噴火では、日本を含む太平洋沿岸の広い地域で津波が観測された。トンガでは国外との通信が難しい状況が続いており、被害の全容ははっきりしていない。(松井健)

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