福井村田製作所でコロナクラスター、一部操業停止に

新型コロナウイルス

井東礁
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 電子部品大手の村田製作所は17日、子会社の福井村田製作所(福井県越前市)で従業員の新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、10日から操業を一部停止したと明らかにした。県は15日にクラスター(感染者集団)と認定。17日時点の陽性者は121人に上り、関わりのあった約1200人を自宅待機とした。村田製作所広報は「今のところ、生産や供給への影響はない」としている。

 クラスターが発生したのは、同市内の福井村田製作所武生事業所にある生産棟の一部フロアで、約260人が働いていた。事業所ではスマートフォンやノートパソコンに使われる主力の積層セラミックコンデンサーなどを生産しているが、停止で「全体の生産体制に与える影響はほとんどない」(広報)としている。

 同社は濃厚接触者以外に、自社基準で陽性者と接触があったと判断した従業員を自宅待機にする措置を取った。11日からは1日千人規模のPCR検査を自主的に実施しているという。

 武生事業所では昨年8月にもクラスターが発生し、事業所全体を1週間操業停止にした。村田製作所は「地域にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ない。一日も早く陽性者の発生をとどめるよう全力をつくす」としている。井東礁

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