籠池被告「もちろん無罪」 控訴審結審 大阪高裁判決は4月18日

米田優人
[PR]

 学校法人森友学園大阪市)の補助金不正事件で、国などの補助金計約1億7千万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた学園前理事長の籠池泰典被告(68)と妻の諄子(じゅんこ)被告(65)の控訴審が17日、大阪高裁(西田真基裁判長)で結審した。判決は4月18日に言い渡される。

 一審・大阪地裁判決は、両被告が国から補助金を詐取したと認定。府・市の補助金約1億2千万円をだまし取ったとする起訴内容については、泰典被告との共謀は認められないとして諄子被告を無罪とした。

 2人は控訴審で、だまし取る犯意はなかったなどとして全面的に無罪を主張。検察側は、府や市の補助金についても、両被告の共謀を改めて主張した。

 閉廷後の記者会見で、泰典被告は「これまで国策捜査、国策公判がされてきた。もちろん無罪だ」と強調。諄子被告は「証拠がないのに、なんで有罪なのでしょうか」と訴えた。(米田優人)