共通テスト・国語 代ゼミ、新高3生への学習アドバイス

新高3生へのアドバイス

代々木ゼミナール提供
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【教科】国語

【科目】国語

【アドバイス】

現代文(評論)

 共通テスト第1問は主に論理的な文章を題材として、漢字の知識力や文章を正確に読み取る力、複数のテキストを関連付けて考える力などが問われます。まずは文章の文脈・展開を正確に読み取り、本文全体の構造を把握する力を養いましょう。センター試験の過去問を解くことはもちろん、単に答え合わせをするだけでなく、解いた問題を使って本文要約の練習をすることも効果的です。本文をいくつかの意味段落(内容のまとまり)に分け、それぞれのまとまりを簡潔に要約したり、見出しを付けたりしてみましょう。次に、接続語や指示語を使ってそれぞれの意味段落の要約文をつなぎ合わせ、200~300字程度の本文要約を完成させてみましょう。こうした練習を繰り返し、本文をミクロに見る視点とマクロに見る視点を身につければ、今後設問の形式が多少変わったとしても、それに惑わされずに冷静に対処することができるようになります。そのうえで、模擬試験や問題集などを通して複数の文章を関連付けて解くタイプの問題に慣れておきましょう。漢字問題に関しては、読み書きはもちろん、漢字の意味までおさえておくようにしましょう。

現代文(小説)

 共通テスト第2問の小説は、複数のテキストに基づく問題も出題されますが、基本的には従来のセンター試験の傾向を引き継いでいます。小説は時間の経過や場所の移動などを切り目として、いくつかの「場面」に分けることができ、設問では主に各場面における登場人物の心情やその変化について問われます。そのため、教科書やセンター試験の過去問などで取り上げられている小説を用いて、場面ごとに人物の心情の変化とその変化をもたらしたきっかけを時系列に沿って丁寧にまとめてみましょう。こうした練習を通して作品を客観的に読む力が身につけば、長い選択肢の正誤も見分けやすくなり、時間短縮にもつながります。また、読んだ作品の評価や関連する他の作品などにも触れておくと、複数の文章を関連付けて解く問題に余裕をもって取り組むことができるでしょう。最後に、表現技法については国語便覧などを活用して主なものを一通り学んでおきましょう。

古文

 共通テスト第3問の古文は、複数の文章や和歌を比較・関連付ける設問が含まれることが特徴です。ただし、どのような形式で出題されても、提示された本文を正確に読解する力が第一に求められます。まずは古語や文法の知識を習得し、基本的な読解力を身につけましょう。大問の中に独立した文法問題が無かったとしても、設問内では文法知識が試されるので文法事項の理解は必須です。特に敬語の知識は、人物関係の把握にも役立つので万全にしておきましょう。複数の要素を比較・関連付ける問題への対策は、模擬試験や予想問題で様々な形式に触れておくことが有効です。設問の内容としては、書き手の意識を考察させる問題や、和歌を絡めて深い鑑賞力を試す問題等、本文の訳の理解にとどまらず、一歩踏み込んだ解釈を求める問題が考えられます。和歌はセンター試験でも頻出でしたので、過去問を使用した演習も効果的です。和歌修辞や古文特有の文化的背景も学習しておきましょう。

漢文

 共通テスト第4問の漢文は、今後も複数資料の読解や新しい形式の設問が一部に含まれる可能性が高いと考えられます。しかし全体としては、語句の読みや意味、書き下し文、解釈、内容説明など、オーソドックスな漢文の問題が多く出されています。また新しい傾向の問題も、その根本で問われているのは、漢文の基本的な学力であることに変わりはありません。まずは、訓読の規則や重要語句、句法などの基本的な知識を確実に身につけ、一文一文を正しく把握することを意識しましょう。このような基本的な学力を土台とし、模擬試験などの機会を利用してさまざまな問題に挑戦すれば、はじめて見る問題であっても十分に対応できるでしょう。共通テスト対策として、複数資料の読解の訓練は必要不可欠といえます。しかしその一方で、読解の基本がおろそかにならないよう、地道な学習を心がけてください。(代々木ゼミナール提供)

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