コロナで首都圏脱出した企業、最多ペース テレワークでも業務が回る

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平畑玄洋
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 首都圏の企業で本社を地方に移す動きが広がっている。帝国データバンクによると、昨年1~6月に首都圏外への本社機能移転が判明した企業数は186社。11月時点では300社に達し、記録が残る1990年以降で最多だった94年の328社を超す勢いだ。

 昨年上半期の転入は172社で、11年ぶりの転出超過も予想される。コロナ禍で東京一極集中の問題点が浮き彫りになったことや、テレワークが本格的に普及した影響が大きいという。

 同社によると、これまでは景気悪化が企業の地方移転を促してきた。バブル崩壊の後遺症が残っていた平成不況の時代や、ITバブル崩壊後の2001年や02年も地方に移る企業が300社を超えた。

地方移転、顕著だった業界は

 20~21年は業績悪化に伴…

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    伊藤大地
    (朝日新聞デジタル編集長)
    2022年1月18日16時24分 投稿

    【視点】コロナ禍で働き方に関しては、大きな変化が生まれました。「あの業界はそりゃテレワークは進むよね」と他人事で済ますことは、今後難しくなるでしょう。今後、労働人口が減っていくのが確実な中、「働き方が柔軟」である業界とそうでない業界と、求心力が変わ