反逆容疑のウクライナ前大統領が帰国 国内の政争、激化の懸念

有料会員記事

モスクワ=喜田尚
[PR]

 国境付近にロシア軍が集結して緊張が高まるウクライナで、国内の政争が激化する懸念が高まっている。ゼレンスキー大統領(43)と同じ親欧米派ながら対決姿勢を強め、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)が17日、国外の滞在先から帰国した。同氏の拘束を認めるかどうかの裁判が始まった。

 ポロシェンコ氏はロシアが南部クリミア半島を併合し、東部でロシアが支援する武装勢力との衝突が始まった直後の2014年春に大統領に当選した。19年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れたあとは野党「欧州連帯」を率い、同氏を「ロシアに対して弱腰」と批判してきた。

 ウクライナの検察当局は昨年12月、ポロシェンコ氏に対して、大統領在職中の14~15年、親ロシア派が占拠した東部地域の石炭の販売を許可し、国に15億フリブナ(約61億円)の損害を与えた容疑で捜査開始を発表。同氏はそれと前後して出国していた。

 ポロシェンコ氏は菓子メーカ…

この記事は有料会員記事です。残り368文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら