トンガ国会議長「衛星電話つながらない」「手遅れになる前に水を」

ジャカルタ=半田尚子
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 トンガ国会のファタフェヒ・ファカファヌア議長がニュージーランドのテレビ局の取材に応じる動画が17日、公開された。同氏は取材に対し、「衛星電話を通じて首相と連絡を取ろうとしているが、失敗に終わっている」と話した。

 ファカファヌア氏は現在ニュージーランドのオークランドに滞在している。唯一の通信手段は衛星電話で、シャオシ・ソバレニ首相にもうまくつながらず、家族とも連絡が取れないまま、帰国を待っている状態だという。

 ファカファヌア氏が懸念するのが、国内の飲み水の状況だ。「(普段から)雨を飲み水にしている人もいる。火山灰によって飲み水が汚染されていると伝えなければならない」と懸念を示した。また長期的な影響として、「水源を失えば、作物だけでなく家畜を飼うことも難しくなる。ペットボトルの水はいつ底をつくか分からない。手遅れになる前になるべく多くの水をトンガに届けなければならない」と話した。

 また、ファカファヌア氏は「いいニュースは死者の報告がまだないこと。国内の事態がどうなっているか分からないが、私は楽観的。トンガ人の立ち直りは早い。政府も機能している」と話した。(ジャカルタ=半田尚子)