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感染急拡大、千葉知事「未知の世界になる」 重点措置への理解求める

新型コロナウイルスオミクロン株

酒井祥宏、真田香菜子
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 熊谷俊人知事は17日、首都圏3都県知事と共同で、まん延防止等重点措置の適用を国に要請した。報道陣には、「1週間後には(1日の感染者が)6千人になる。この傾向が続けば、1万を超える桁のちがう未知の世界になる」と述べ、要請への理解を求めた。

 県内の重点措置または緊急事態宣言の適用は、昨年9月末以来4カ月ぶりとなる。対象区域は「五月雨式に追加すれば混乱を招く」(熊谷知事)などとして、県全域とする方針だ。

 13日の定例会見では、県内の中等症や重症の状況などから重点措置要請を「現時点においては必要ない」としていた熊谷知事。直近でも重症者はゼロだが、「年末年始や3連休などの事情を除いても、依然として速い速度での感染拡大だ」とし、「中等症の増加傾向も示されてきている中で、爆発的な速度での感染拡大を考えるとこの段階での要請はやむを得ない」と説明した。

 重点措置に伴う要請は、県がコロナ対策がとれていると認めた認証店・確認店以外の飲食店に酒類提供自粛などを求める内容となる。具体的内容は今後詰めるが、熊谷知事は「かなり早い段階での重点措置なので、事業者に理解が得られる内容で要請したい」と語った。

 熊谷知事は出口戦略にも言及。オミクロン株は「(感染力の高さから)押さえ込んでいくのはかなり難しい」としつつ、国がオミクロン株の知見を蓄積することが重要と指摘。3回目のワクチン接種率などを見ながら、「単なる感染者数だけではない要素を加味して、この疾病に対する対応を決めていくべきだ」とした。

 県内で相次ぐ学年閉鎖・休校についても、柔軟な考え方を国に求めた。(酒井祥宏、真田香菜子)

県のまん延防止等重点措置の方針

適用区域 県内全域

期間   政府と協議

【飲食店への要請内容】

認証店と確認店  酒類提供は認める。時短を要請

それ以外の飲食店 酒類提供自粛と時短を要請

※具体的内容は今後検討

県内のまん延防止等重点措置適用などの経緯

2020年4月7日 緊急事態宣言(5月25日解除)

21年1月8日 2度目の緊急事態宣言(3月22日解除)

4月20日 まん延防止等重点措置(県内の一部)

8月2日 3度目の緊急事態宣言(9月30日解除)

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