PC画面に「ウイルス感染」偽の警告…「サポート詐欺」容疑で初逮捕

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 特定のサイトにアクセスしたパソコンの画面に「ウイルス感染した」といった偽の警告を表示させ、「問題解決の報酬」として現金をだまし取ったとして、警視庁は20~50代の3人を詐欺容疑で逮捕し18日発表した。「サポート詐欺」と呼ばれる手口で、警視庁によると、容疑者が摘発されるのは全国で初めてという。

 逮捕されたのはともにフィリピン国籍の会社役員新井イメルダ(52)=住所不詳=と娘の無職新井ライカ(28)=千葉県松戸市=の両容疑者のほか、日本国籍で事件当時は19歳だった親族の男(22)。

 サイバー犯罪対策課によると、3人は2019年5月、ネットを使っていた首都圏の60代女性のパソコン画面に「ウイルス、スパイウェアに感染している」という虚偽の警告を表示させ、「マイクロソフトのエンジニアが削除方法を教える」などの音声を流し、解決料金として約3万円を詐取した疑いがある。いずれも否認しているという。

 女性が見た「警告」は特定のサイトにアクセスした端末に現れる「ポップアップ広告」だった。3人はこの仕組みを使い、旅行会社のサイトに偽の警告を出して表示された電話番号に連絡するよう誘導。口頭でだました疑いがあるという。

 警視庁は、口座記録などから、3人が18年10月~19年7月、少なくとも400人から計約2千万円をだまし取ったとみている。被害者の8割は60代以上だった。

判断に迷う「警告」はすぐに相談を

 「サポート詐欺」はパソコン…

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