反逆容疑のウクライナ前大統領の拘束、明日判断 欧米は政争懸念

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モスクワ=喜田尚
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 ウクライナの首都キエフの裁判所は17日、国家に対する反逆の容疑をかけられたペトロ・ポロシェンコ前大統領(56)の拘束の是非を19日に決定すると明らかにした。検察はポロシェンコ氏が在職中に親ロシア派が支配するウクライナの東部地域からの石炭購入に関わり、同派の活動を助長したと主張。捜査のため2カ月間の拘束を認めるよう求めた。

 同国メディアが伝えた。

 ポロシェンコ氏は17日に国外の滞在先から帰国。間もなく拘束の是非を審理する裁判が開かれ、検察側はポロシェンコ氏の拘束決定に際し保釈金を10億フリブナ(約40億円)とすることも求めた。ポロシェンコ氏は容疑を否定。「政治的動機にもとづく捜査だ」としてゼレンスキー現大統領(43)の政権を強く批判した。

 東部や北部の国境付近ではウクライナと対立するロシアが10万人規模の軍を集結させているとされる。ウクライナを支援する欧米各国はロシア軍による侵攻を警戒しており、この時期に国内で政争が激化することへの懸念は強い。

 ポロシェンコ氏はロシアが南…

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