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オミクロン株は医療逼迫を引き起こすか 世界のデータから検討すると

有料会員記事オミクロン株新型コロナウイルス

ワシントン=合田禄 阿部彰芳
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 新型コロナウイルスオミクロン株の勢いが止まらない。ただ、重症化のリスクは低いとする報告もある。デルタ株による「第5波」で深刻化した医療逼迫(ひっぱく)は起きるのか。先行してオミクロン株が広がった米国では、医療現場にどんな影響がみられるのか。

 「一部の地域では感染者数が減っているが、全米ではそうではない。今後数週間は非常に厳しい」。米政府のビベック・マーシー医務総監は16日、CNNの番組で危機感を語った。

 米国では1日あたりの新規感染者数が約80万人(過去7日平均)でパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、最多の状況だ。米保健福祉省によると、入院者数も15万人超とこれまでで最も多い状況が続く。17日現在、全米50州のうち、集中治療室の病床使用率は14州で85%を超え、うち4州では90%を超えている。

 米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の感染者のうちオミクロン株が占める割合は8日までの1週間で約98%。感染者数がかつてなく増えていることが医療体制の負荷になっている。

 ただし、1日あたりの死者数は2千人弱(同)と昨年1月のピーク時の約半数。CDCのワレンスキー所長は12日の記者会見で「いま報告されている死者の大半はまだデルタ株によるものだ。オミクロン株による死亡率は(デルタ株に比べ)91%低い」と語った。

デルタ株との比較 入院率、入院期間ともに下回る

 南カリフォルニアの医療デー…

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