世界遺産目指す佐渡金山、自民保守派が早期申請求める 政府は慎重

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野平悠一、楢崎貴司
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 2023年の世界文化遺産登録を目指す国内候補に選ばれた佐渡金山遺跡(新潟県佐渡市)について、自民党の一部保守系議員でつくる議員連盟「保守団結の会」は18日、速やかにユネスコに推薦するよう政府に求める決議をまとめた。しかし、韓国政府は選定の撤回を求めており、政府内には韓国との関係悪化への懸念から慎重意見がある。推薦するかどうか、政府は「板挟み」に陥っている。

 佐渡金山遺跡は昨年末、文化審議会が国内候補に選んだ。韓国政府は戦時中に佐渡の鉱山で朝鮮半島出身者が働いていたなどとして「直ちに撤回を求める」とのコメントを発表した。

 23年の登録審査を受けるには、政府は2月1日までにユネスコに推薦書を出す必要がある。岸田文雄首相は18日、記者団に「登録の実現が何よりも大事だ。そのために何が最も効果的なのか、しっかり考えて検討していきたい」と語った。

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