トンガ噴火、いま分かっていること 被害の実態や支援の現状を解説

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 南太平洋のトンガ諸島で、海底火山の大規模な噴火が発生しました。現地やそのほかの国々でどんな被害が確認されているのか。今回の噴火は過去の例と比べてどの程度、大きなものだったのか。なぜ、現地からの情報がなかなか伝わってこないのか――。現時点でわかっていること、わかっていないことをQ&A形式でまとめました。

海底火山が噴火 世界各国で津波観測

Q いつ、どこで、なにが起きたのか。

A 日本時間の1月15日午後1時10分ごろ、トンガの首都ヌクアロファから北に60キロあまりの「フンガトンガ・フンガハーパイ」と呼ばれる海底火山が噴火した。米海洋大気局の人工衛星が撮影した画像では、噴煙は半径260キロに広がった。

 噴火に伴い、トンガや世界各国で津波が観測された。米ハワイにある太平洋津波警報センターによると、同じ南太平洋のバヌアツでは15日午後6時台に141センチ、南米のチリでは16日午前6時過ぎに174センチの津波を観測。米国立気象局によると、米カリフォルニア州でも131センチの津波を観測した。

 日本でも15日夜から16日にかけて、鹿児島県奄美市で1・2メートル、岩手県久慈市でも1・1メートルを観測。気象庁は一時、鹿児島県の奄美群島・トカラ列島と岩手県に津波警報を発令している。総務省消防庁によると、計8県で少なくとも10万8667世帯、22万9239人に避難指示が出された。

灰に覆われた島 色の失われた世界

Q 衛星写真などから分かることは?

A 国連衛星センター(UNO…

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