公明の5選挙区で自民が推薦へ 参院選へ茂木幹事長、自公対立回避?

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 自民党茂木敏充幹事長は18日のBSフジの番組で、夏の参院選に向けて兵庫選挙区など5選挙区の公明党候補に近く推薦を出す方向で最終調整していることを明らかにした。公明は自民の動きについて「取り組みがとても遅れている」(山口那津男代表)と不満を募らせていた。

 茂木氏は「遠藤利明選対委員長がおそらく来週ぐらいで、五つの選挙区がある県連を回り終わる。それから(公明への推薦に向け)最終的な調整に入っていきたい」と述べた。改選数3の兵庫選挙区は自民も公明も公認候補を出す予定だが、近畿を地盤とする日本維新の会が2人の当選をうかがっており、自民は落選を懸念して公明への推薦を出せないでいる。

 茂木氏は「我が党も兵庫で議席を落とすわけにはいかない。どうやったら勝てるかも含めて県連とよく相談したい」と強調。兵庫県連と十分に協議した上で公明に推薦を出したい考えを示した。参院選をめぐる自民と公明の相互推薦は、公明が公認候補を擁立する5選挙区で、自民が公明の公認候補を推薦する一方、公明は公認候補のいない選挙区で自民候補を推薦することが定着している。

 また、茂木氏は中国などを念頭にした人権侵害への国会の非難決議案については「おそらく今国会で成立できるのではないか。(北京五輪の前に)我が党はできると思う。ただ他党についてはそれぞれで了解を取らないとできない」と語った。