本気で子育て世帯助けたいの?菊間千乃さんが政府に問う:コメントプラス

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10万円給付の記事に、(左上から)菊間千乃さん、犬山紙子さん、南野森さんがコメントプラス

▽DV離婚家庭へ10万円なぜ届かない? 子育て家庭への支援のはずが(19日配信)

https://www.asahi.com/articles/ASQ1L6T4JQ1LUTFL00D.html

 この記事には3人がコメントしています。弁護士の菊間千乃さんは「子育て世代への給付金が、子育てをしている家庭に届かなかったら、何のための給付金なのか。必要な家庭に給付金が渡ることより、なぜスピードが重視されるのか」とし、「本気で子育て世帯を助けたいという思い」が政府にあるのかと問いました。

 エッセイストの犬山紙子さんは「10万円給付にスピード感が必要であることはもちろん、そこから更に柔軟な対応をプラスするまでセットでないと本来の意図とズレたものになってしまう」「必要な人に届いてこそであり、4万人以上が切り捨てられて良い話でもない」とコメントしました。さらに、憲法学者で九州大学法学部教授の南野森さんは「兵庫県明石市のように『子どもを育てている側を確認して支給する独自の救済策を取る自治体』もあるのですから、できないわけではないのでしょう」とし、「誰のための、何のための給付金なのか、あらためて考え直すべき」と訴えました。

菅野志桜里さんが問う、経済に換算できない「豊かさ」

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山田洋次監督へのインタビュー記事に、菅野志桜里さん(左)がコメントプラス

山田洋次監督が語る「幸福の黄色いハンカチ」もう日本で撮れない理由(3日配信)

https://www.asahi.com/articles/ASQ1753HFQ15ULZU00G.html

 この記事には、弁護士で国際人道プラットフォーム代表の菅野志桜里さんがコメントしました。「『日本で映画という文化が衰退していくという危機感』を訴える監督に、社会がどう呼応するか、ギリギリのタイミングかもしれません」と指摘。関係省庁でまとめた「ロケ撮影の円滑な実施のためのガイドライン」について、「方向性自体は是としたい」としつつ、「経済成長のための文化振興という課題設定は見直してほしい」と注文し、「経済に換算できない『豊かさ』がある。そのことを、もっと社会で分かち合い共有できたら」と訴えています。

「家族や故郷のサブスクが…」成田悠輔さんの未来予測

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東浩紀さんへのインタビュー記事に、成田悠輔さん(左)がコメントプラス

東浩紀さんが問う新しい「家族」 偶然性が開く未来の連帯(11日配信)

https://www.asahi.com/articles/ASQ1753HFQ15ULZU00G.html

 この記事には、米エール大学助教授・実業家の成田悠輔さんがコメント。「これだけメディアや会社やコミュニティーを誰でも作れるようになってしまうと、逆に希少価値が目立ちはじめるのが『新たに作ることができない懐かしい場所や人』。つまり家族や地元的なものだ」としながらも、「ただ、『新たに作ることができない』というのは実は想像力や技術力の貧しさゆえの思い込みだと思う。東さんが言うように、家族も地元も故郷も実は開放性や拡張性を持つ。懐かしさは量産できないという常識を壊そうと、家族や故郷の人工化やシェアやサブスクが台頭することになる未来が見える」と予測しています。

※※コメントプラスは、ダイバーシティー、SDGs、働き方、教育・子育て、国際のジャンルに詳しい専門家と朝日新聞記者で昨年6月にスタートしました。その後、政治、スポーツ、デジタルの分野に拡大し、コメンテーターは現在106人。

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