日本、トンガに100万ドル以上の無償資金援助 援助物資の提供も

菊地直己
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 南太平洋のトンガ諸島で起きた海底火山の大規模な噴火に関し、磯崎仁彦官房副長官は19日の記者会見で、トンガ政府に100万ドル(約1億1400万円)以上の緊急無償資金援助などを行うことを発表した。緊急援助物資として、飲料水や火山灰の撤去用具なども提供することで調整しているという。

 トンガ政府からは18日、在トンガ日本大使館を通じて支援要請があった。100万ドルの資金協力について磯崎氏は、トンガ政府に対して直接、または国際機関を通じて援助する考えを表明した。

 援助物資の輸送については、自衛隊の活用を軸として検討を進めていると説明。直ちに実施に移ることができるように、岸信夫防衛相が19日に自衛隊に指示したという。すでにトンガに艦艇を向かわせているオーストラリアニュージーランドとも連携していく考えも示した。

 現地の空港は積もった灰のために飛行機の着陸が難しいとされており、磯崎氏は「空輸が難しい場合には、船を使ってということもあり得る。それを含めて、これから検討する」と話した。(菊地直己)