「国民はくじけない」テドロスWHO事務局長、トンガ支援表明

ローマ=大室一也
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 南太平洋のトンガ諸島で海底火山の大規模噴火が起きたことを受け、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、スイス・ジュネーブであった会見で、「被害の程度の情報は収集中だが、WHOはトンガの人たちや政府を支援するため、できる限りのことをする」と述べた。「緊急対応が必要だ」とし、他の国連機関人道支援団体、トンガ政府などと連携して現地で対応にあたるとした。

 テドロス氏は「私自身、2019年にトンガを訪問した」とし、「自然災害気候危機に対して、いかに脆弱(ぜいじゃく)な国なのかを知った。だが、国民はくじけない、機知に富んだ人たちであることも知った」と述べ、全面的な支援を約束した。

 WHOによると、テドロス氏は同年8月、2週間の日程で太平洋の島国を訪問。地域の健康増進にWHOが積極的に関与することを約束していた。(ローマ=大室一也)